The Unbroken Heart part.3

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先日のブログで書いた通り、THINK AGAINのチン君と6月末に陸前高田市に物資を持って行き、今回は2度目となるお届けの旅に出たわけなのです。

前回のブログで言った事だけど、
正直俺とチンの間で前回程のお金と物資が集まるとは思っていなかった。
それをどう打開するかが鍵となっていた。
勢いでなんとかなるべ的な二人が珍しく話し合いなんかもしてみた。
俺の方は以前と変わらずチャリティーTシャツを売って行く事しかできないけど、俺がチンの方で集めてくれている物資の呼びかけを助ける事は出来るって事になり、ここで物資の募集を呼びかけさせてもらいました。

募集の呼びかけからそんなに日にちがなかったし、
Tシャツと
違って完全なる善意でしかなく、なんの見返りもないから難しいかなぁ、なんて不安に思いながら毎日を過ごしていた。

 

俺の方はと言うと、
もしかしたら【実際に現地に足を運んだ】っていうのと、ブログなどで【お金の明確な使い道が見えた】っていうのがあったからなのか、以前よりも俺の話を熱心に聞いてくれ、Tシャツを買ってくれる人も増えた。
これには正直驚いた。

SPREADとの2マンの日(十三FANDANGO)にチャリティーTシャツの物販に列が出来たのは実は密かに感動しまくっていました。
あと、俺らの活動を知って、ブログも読んでくれた人たちが、
それぞれで集めてくれたお金を俺に託してくれる事もあった。

 

気持ちはうれしいのだが、実はこういうお金を受け取るのは少し抵抗があった。
もちろん相手の善意も全て汲んでるけど。

例えばの話、Aさんがイベントをやって寄付金を集めたとする。
で、Aさんは俺のブログとかを読んでそのお金を託してくれたとする。
それはすごくありがたい事だ。

 

でもAさんのイベントのお客さんはMEANINGの日高隼人を信じてお金を寄付したわけじゃなく、Aさんを信じて寄付してくれてるわけなんです。
だからそのお金を俺が簡単に受け取るわけにはいかないなって思いがよぎりました。

 

だからお金を俺が受け取る代わりに写真を一緒に撮らせてもらって、ブログに必ず載せるという条件付きの約束の下、受け取らせていただきました。

 

 

って事で、現地に行った話の前にそういった形で俺に力を貸してくれた人たちの写真を載せたいと思います。

 

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 smorgasのベースの河辺さんも買ってくれました。
しかもブログでこの事を書いてくれてたりして…感涙っす。

 

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この人がいなかったらこの活動はやれてないぐらい俺を支えてくれてる先輩

 

 

そんなこんなでTシャツの売り上げも伸びた事に加えて、このように支援してくれる人たちのおかげで俺は心配してたお金集めの面もクリア出来ていた。
その旨をとりあえずチンにメールで伝え、その時に
「物資の方はどう?届いてる」
と聞いたら

「いくつか届いてるよ!」

との返事だった。

まぁ、期間も短いし急だったからしょうがないよなぁ~。
でも十分に物を買えるだけのお金は集まったからいいやーって思ってた。

 

 

そうこうしてる内に出発の前日の夜を迎えていた。
そしたら突然チンから

「おいおい!とんでもねー量だぜ!」

という1通のメールが来た。
なんかその瞬間、マンガみたいに光がパーーっと射すような感覚になった。
いや、それぐらい嬉しかったって事ね(笑)

 

もうこのメールから迎えに行くまでワクワクが止まらなかった…。そして8月1日、出発の日を迎えて、
俺はいつものようにレンタカーを借りに行き、準備をし、チンの家に向かった。
もう既にverdyは大阪から到着してチンと合流していた。
(twitter等でご存知だと思うが、今回は俺とチンに加えてMEANINGのTシャツ等のデザインでお馴染みの大阪からvk design worksのverdyが手伝いに来てくれました)

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 なんで渋々風やねん、おベル

 

話も早々に家に入ってみると…
マジで埋もれちゃうぐらいの量のダンボールの山でした。
ほとんどの部屋がダンボールで埋まっていた。
これだけの量を受け取るのと、その中で生活するのがどれだけ大変かは容易に想像できた。
チンは親父と二人暮しなのでお父さんに場所を貸してくれた事、協力してくれた事にお礼を言い、家の中の物資を全て車に詰め込んだ。

 

 

途中、F-Uの雄樹もチエちゃんと一緒に手伝いに来てくれた。
仕分けをしつつダンボールを車に詰め込んだ。
途中から…
「これ全部乗るかなぁ」
っていう贅沢な悩みも出るほどだった。

 

 

結局物資を買う必要がないぐらいにバンの荷台はパンパンになった。
皆には言わなかったけど実はこの時点で俺は既に感動していました(笑)
人嫌いだけど本当に捨てたもんじゃないよね。
すごく丁寧に手紙を書いてくれてる人もいれば、物資とは別に俺らのためにレッドブルや眠眠打破などを入れてくれる人もいた。
マジで心打たれたよ。

 

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そしていよいよ出発なんだけど都内を出る前に寄ってほしいと言われてる場所が2箇所あったので寄り道を。
まずはOllieマガジンでお馴染みのスネちゃん(元A.O.W)

彼は俺と同じかそれ以上に悪魔のような人だけど、それ以上に表に出さない優しさを持ってる人なんです。
俺らの活動を当然知ってくれて俺らにお金を託してくれた。
もちろん彼の完全なポケットマネーで。
こういうの書かれるのはスネちゃんは嫌いかもだけど書いちゃいました(笑)
なので殴るなら俺じゃなくてよっくんかイノ君をいつものようにボコボコにしてやって下さい。

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なぜか俺にはやさしいスネちゃん

 

そして前回の東北への旅の時も俺らに物を預けてくれたチン君の元職場の皆さんが今回もトイレットペーパーやサランラップを大量にくれました。
本当にいつもありがごうございます。
こうやって2回も支援していただける事が本当にうれしいです。
なので今度はチンと一緒に飲みに行きたいと思います!!!

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そしてもう少し空いたスペースが後部座席にあるのでそこに物を詰めるべく買出しに向かいました。
今回募集しなかった食料系を買いました。
後部座席の半分以上を潰して物資をパッツンパッツンに詰め込みました。

 

 

さぁ、これでいざ出発ダス。

 

 

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というわけで今回はここまで(笑)

 

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