体質改善

仲間とか友達とか親とか恋人とか奥さんとか

どんな人にも大事な人がいるんだと思う。
ありきたりなフレーズだけど凶悪な殺人犯も誰かの子供だったりするわけだし。

 

 

 

何かに依存する事は好きじゃないけど、こうやってツアーをしていると各地に「仲間」と呼べる人間に会えたりするとやっぱり感謝の気持ちは自然と生まれてくる。
普段はこういう事を表立って書いたり言う人に、心の中で共感する気持ちも持ちつつ、でも小ばかにしてる節はある。
そんな曲がった人間なんです。

 

和歌山・神戸とツアーをしてたくさんの「仲間」と呼べる人間がいる事に気がついた。
損得なしに近くにいてくれる人たちだ。
F.I.Bや、THINK AGAINや、F-Uのユウキや、中野君(スマイル君)、いつも関西方面でのライブに遊びに来てくれる人たち。
わざわざ遠くから遠征してくれた人たちもいた。

 

俺らは偉くいわけでもなんでもないし、ただの一介のバンドマンに過ぎない。
バンドやってる人間なんて普通の人以下だと俺は今でも思ってる。
もしかしてこんな事を書く時点で、「自意識過剰」と思われるのかもしれないけど。


たまに「バンドやってるんだぜ、俺!」みたいな勘違いしてる人間もいるけど、そういう人を見ると自分とは完全に別の種類の人間だと感じる。

 

A.O.Wの宗ちゃんが言ってたみたいだけど、
仕事をしてる方がライブにも張りがあるって。
特に俺らみたいな音楽をやってたら絶対にそれはあると思う。

「怒り」や「負」の感情を全国各地の人にぶつけに行ってるわけじゃないけど、俺を突き動かしてるのは間違いなくそういう感情であるのは確かだからだ。
俺は「疑問」を持たなくなったら終わりだと思ってる。
それは「疑う」って事っていうネガティブな物とは全くの別物なんだ。

 

このツアーを通してまだまだ人として成長できそうな気がする。

そんな成長のキッカケをくれたある人に本当に感謝したいと思う。
一度は関係が切れそうになったけど、首の皮一枚で持ちこたえました

ありがとうございます。

 

人嫌いだけど、少しずつ体質改善されそうな気がします。
きっと根本は変わらないけど。