DAY 1
全国から大ッッッ量に届いた荷物
多くのバンドマン、身近な友達、俺らのライブに足を常日頃足を運んでくれる全国のお客さん。
(なんかこうやって物と気持ちを送ってくれた人達をお客さんというのもはばかるけど)
正直な所、震災から8ヶ月も経ってるし、募集した物も電気毛布とか結構送るのに手間がかかる物だったわけなんだけど、それにも関わらず過去最高の量が届いた事に驚いたし、俺はまだまだ日本も若い人も捨てたもんじゃないって本気で思った。
それは場所を提供してくれたkinotoの皆も言ってた。
All is Vanity / Jamming O.P.の大田垣君も届けてくれました
で!!!!
ここからがめっちゃくちゃ大変な作業の始まりなんです。
THE仕分け作業!!!!!!!!
これをしとかないと現地で物を配る時にスムーズにいかないので絶対に事前にやらないといけない作業なんですよ。
皆が送ってくれた荷物を開き、中に入ってるものを各種類のハコに詰め直すって作業なんだけど、
さっきも言ったように大量過ぎたのですさまじい時間と体力を使うわけで…震災当時、被災地に届いた体育館の天井まで届いてる物資とかも仕分けが行き届かないっていう理由がよく分かるっす。
でも今回はkinotoの皆や、我らのPAベンジーや、たまたま居合わせたよっくんとかが手伝ってくれました。
いつもこの作業をチンと二人でやったりして、そのせいで出発する前には既に一度体力を使い果たしてる状態なんですよね。笑
(ちなみにチン君はこの日ライブで酔って終電に乗り過ごしたので仕分け作業には不参加。なので今度飯でも奢らせます、手伝ってくれた人たち全員に。 )
今回こうやって場所を提供してくれ色々と協力してくれたじゃいあん店長を始めclub kinotoに本当に感謝したい。
本当にありがとうございました。
用意も終え物資と皆の善意や想いをパツパツにボンゴちゃんに詰め、まずは石巻に向け出発!
ライブや仕事で疲れ果ててる皆を少しでも休ませたいと思い完全なるワンマン運転で石巻向かった。
彼の話はナイーブな事なので触れないけど、俺はその場で彼と彼の出身地の雄勝に行くと約束をした。
そしてその約束をただのノリにしたくなかった。
やっぱり場所によって状況は違うみたいだ。
それも本当に小さな小さな仮設のスーパーだった。
この時点でやっぱり俺にはまだまだやれる事、やり続けなきゃいけない事があるんだってすぐに実感できたので、それだけでも雄勝を訪ねて良かったと思った。
ここでは帆立の養殖をしていた
後で必要としている仮設に配ってくれるとの事だった。
雄勝の人達は本当に親切な人達が多い。
話を聞くと犯罪などもほとんどないそうだ。
お努めご苦労様でしっ!でも平和なので仕事ないっぽいっすよ!
特に電気毛布は本当にすごい喜ばれてました。
俺らの生活で日常的なものだけど、震災から8ヶ月経った今でも体重計1つが手に入らない場所もあるんだ